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MADNESS in JAPAN #1(セキさん編)

当会議室Sock it to 'em 2TONEでお馴染み、セキさんからの思い入れたっぷりのMADNESSライブのブログいただきました!第一弾です!
Thanks to セキさん。

初めて来日したのは確か1980年の春。
日比谷公会堂でのライブは「ムカデダンス」を熱望する輩で埋まっていて、新曲「Grey Day」をダブっぽくマジに演奏されて少し戸惑いながらも、大旋風・大騒動を巻き起こして帰国の途に着いたスペシャルズとは相反し、明るい雰囲気全快で乗り切った。

ミュージックマガジンで某音楽評論家は、「スペシャルズが地下室ムンムン根暗に対し、マッドネスはカラッと明るい体育館」とか言ってましたね。二回目の来日は三枚目のアルバム「7」を出した直後で、実はこの後大きく露出するウィットに富んだ英国ポップが「暗い」と評価されながら、しかし実に気合の入った数々を中野サンプラザで演じた。コミカルなイメージを期待していた観衆は、完全残念モードになっていました。

あれから、23年。紆余曲折の末マッドネス再来日を、われわれは心から喜ぼう。なぜなら、日本でのイメージとは裏腹に彼らは確実に上下しながら英国ポップシーンで生き延びていたし、新譜も出していたし、ミュージカルの具材にもなったし、フォロアーも生み出したし、本人たちも全員現役だということ。決して懐古に徹して演じているのではないところが、新生スペシャルズと違うところですね。

「オリジナルメンバーでの・・・」と謳われていたのもかかわらず、ギターのクリスは円満で半分脱退状態だしサックスのリーは胃の病気ということで、僕は困りながらも怒りながらも、でも顔は笑っていた。

正直、フジロックには体力的に行く自身がないよ・・・と言いながら行く準備は整えていたし、プレパーティーと称して渋谷AXでのライブが発表になると同時に、生まれて初めて仮病で会社を休む覚悟を決めていた。

6月某日、午前10時数寄屋橋のチケットぴあの列ににわざわざ並び、他のお客さんは絶対マッドネスを購入するわけでもないのに発売初日にチケットを3枚入手した。1枚は僕、1枚は奥さん(3ヶ月の期間、徹底的に全曲聴かせ完璧マスターさせた)、1枚は妹(彼女が小学1年時代から聴かせていた)という完璧状態の3名が、行くこととなったのだ・・・・・・・。

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2006年08月17日 22:14に投稿されたエントリーのページです。

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